
近年爆発的人気でライトノベル原作のアニメなどが放送され、たくさんの作品が注目されています。中には「小説家になろう」などのインターネット上に素人が公開しているものなどが取り上げられ、小説化、アニメ化などされており、読者だけでなく、作者にとっても非常に魅力的なジャンルであるといえます。
ですがかなり作品の数も多く、「素人が書いたものでも面白いのかな?」だとか「買ってみて面白くないのも嫌だなぁ」とか、購入に踏み切れない人も多いのでは無いでしょうか?
実際、アニメ化された作品をアニメで見て、原作を購入する方も多いと思います。ですがコレだけは言わせてください。
原作にはアニメで省略されてしまう細かい部分や補足などが入っており、非常にわかりやすく、そしてその世界観にどっぷりと浸かれる魅力があるんです!!
おっと、熱くなりすぎてしまいましたね。ではここから管理人のおすすめする厳選3作品を紹介して行きましょう。ちなみにこれから紹介する3作品はなるべく”ライトノベル初心者でも読みやすい&面白い”を第一に選んでいます。
Contents
第三位 Re:ゼロから始める異世界生活
![]() Re:ゼロから始める異世界生活(1) (MF文庫J) [ 長月達平 ] |
プロローグ
コンビニ帰りに突如、異世界に召喚された高校生・菜月昴。これは流行りの異世界召喚か!?しかし召喚者はおらず、物盗りに襲われ早々に訪れる命の危機。そんな彼を救ったのは、謎の銀髪美少女と猫精霊だった。恩を返す名目でスバルは少女の物探しに協力する。だが、ようやくその手がかりが掴めた時、スバルと少女は何者かに襲撃され命を落としたー筈が、スバルは気づくと初めて異世界召喚された場所にいた。「死に戻り」-無力な少年が手にしたのは、死して時間を巻き戻す、唯一の能力。幾多の絶望を越え、死の運命から少女を救え!大人気WEB小説、待望の書籍化!-たとえ君が忘れていても、俺は君を忘れない。
通称「リゼロ」言わずと知れた大人気作ですね。アニメ化されてから知った人も多いと思います。タイトルなどを見た時点では「ああ、最近流行りの異世界モノね。ハイハイ。」と多くの人が思ったことでしょう。
そう、実際に中身を知るまでは。
スポンサーリンク
アニメを既に見終わっているからいいや、と思った人。あなたにもオススメします。なぜならこの作品、原作とアニメでは見えてくるものが全く違います。
というのも、この作品もインターネット上で公開されていた作品で、そこからのスカウトで小説化した作品なのですが、その文章力はとても「小説家になろう」作品とは思えないほど高く、表現力も驚くほど高いです。
それもそのはず、2017年このライトノベルがすごい!の文庫部門にランクインしていることも頷けるはず。
そしてアニメではかなりセリフなどが省略されていたり、グロシーンでは見えない部分が多かったのですが、文章として読むとさらに理解度が深まります。
そしてグロシーンはさらにグロく、セリフではちょっとショックを受けるような発言や伏線などが隠れており、”アニメを見ただけではファンとは言わせない”と訴えているかのようです。
そしてなにより、ストーリーの深さ、複雑な伏線、突然の場面の展開。毎巻読み進める度に驚きや発見がある、読んでいて飽きない作品です。
主人公が何の力も無い凡人で、性格も全く良くない所もポイントです。笑
初心者に読みやすいという部分では、少しだけ難しい言い回しなどがあるので第3位になりました。
2017年9月にはアニメの2期らしき映像が公式ホームページにアップされています。とうとう、2期きますかね。一部の説では劇場版ではないかとも言われている今回の発表ですが、今のところ確定的な情報はありません。
ちなみにアニメの終わりの部分の先は原作で読みましたが、さらに引き込まれていくこと間違いなしの作品。絶望に次ぐ絶望、さらに複雑化していく物語、圧巻のボリュームです。
第2位 この素晴らしい世界に祝福を!
![]() この素晴らしい世界に祝福を! あぁ、駄女神さま (角川スニーカー文庫) [ 暁なつめ ] |
プロローグ
ゲームを愛する引き籠もり少年・佐藤和真の人生は、あっけなく幕を閉じた…はずだったが、目を覚ますと目の前に女神と名乗る美少女が。「異世界に行かない?一つだけ好きな物を持っていっていいわよ」「じゃあ、あんたで」ここから異世界に転生したカズマの大冒険が始まる…と思いきや、衣食住を得るための労働が始まる!平穏に暮らしたいカズマだが、女神が次々に問題を起こし、ついには魔王軍に目をつけられ!?
管理人イチオシのライトノベル第2位はこの作品。通称「このすば」。
これもアニメ化、ゲーム化されるほどの大人気作ですね。この作品のおすすめポイントはとにかく読みやすい!
この作品の文章はおそらく作者の方が「読みやすさ」を意識して書いているのではないかな、と感じるほどに読みやすく、アニメを見た人ならば文章を読むだけで、声優の声や、アニメの動きが脳内で再生されるほどわかりやすいです。
なんとなく想像できる。と言った感覚です。なによりオススメなのは”異世界作品”でありながら非常にほのぼのとしていて、シリアスなシーンも笑いに変えてしまう点にあります。
自分が主人公たちと生活しているような錯覚まで感じられる温かい作品ですね。
会話の中での言い回しやセリフを真似したくなるような感覚を覚え、しかも非常にポップ。ライトノベル初心者でも間違いなくスラスラと読めてしまうでしょう。
管理人は全巻をもう3〜4週読みました。笑 周回できるくらい読めます。そして周回しても飽きません。
それとアニメを見た人にもう一つオススメポイント。三嶋くろねさんの挿絵、超カワイイです!!
管理人の個人的な感覚で言うとアニメの作画はポップで良かったと思いますが、原作の絵はそれをはるかに凌駕するカワイさです。文章、絵ともに「このすば」ファンになること間違いなしなので、是非読んでみてください。
スポンサーリンク
第1位 化物語&物語シリーズ
![]() 化物語(上) 化物語シリーズ (講談社box) [ 西尾維新 ] |
プロローグ
阿良々木暦を目がけて空から降ってきた女の子・戦場ヶ原ひたぎには、およそ体重と呼べるようなものが、全くと言っていいほど、なかったー!?台湾から現れた新人イラストレーター、“光の魔術師”ことVOFANと新たにコンビを組み、あの西尾維新が満を持して放つ、これぞ現代の怪異!怪異!怪異。
通称「物語シリーズ」 ですね。管理人の中で不動の一位です。
というか管理人が初めて購入したライトノベルです。初心者でも読めることは間違いないし、ハマること間違い無し。
というかもはや、知らない人は居ないのかもしれないと思うくらいに有名な作品ですよね。アニメもかなり放送されています。
ですがここは是非、オススメさせてください。「アニメしか見ていないよ〜」という人は特に読んでほしい作品です。
アニメでは制作会社が「シャフト」であるからか、独特な表現が多く、実際原作でどのように表現されているか是非見てほしいんです。
最近では「劇場版 傷物語」が放映されましたが、あれこそ原作でなくては理解できない部分などが細かく散りばめられています。
ちなみに文章は難しい言葉などが多く含まれているにも関わらず非常に理解しやすいです。「文章のみを読んで笑う」という初めての体験を管理人がしたのもこの作品です。
もちろん笑いだけでなく、シリアスなシーンではシリアスに、笑えるシーンでは”言葉遊び”を交えての会話など、たくさんの表情を持った本でもあります。
引き込まれるのはもちろん文章だけでなく、ストーリーも「この伏線、いつから考えてたんだ!?」と思わされるようなトリックがたくさん仕掛けられた複雑、かつ壮大なストーリーです。
”会話劇”とも称されるライトノベルで、文章のほとんどを会話で構成している本で、非常に魅力的な言い回しが多いのも特徴です。現実で真似したくなるけど、真似しないほうが良いです。笑
作者の西尾維新先生の作品では「掟紙今日子の備忘録」や「クビキリサイクル」、「少女不十分」など、たくさんの作品があります。
「物語シリーズ」を読み終わっても「足りない!」と、他の西尾維新作品に手を伸ばしてしまうほど、文章に引き込まれる作品の数々でした。
中でもこの「物語シリーズ」は読み応え、文章、展開などが非常にバランス良く構成されているように感じます。特に一巻ごとの読み応えは嬉しいです。読み終えた後は思わず「…ふぅ〜」とため息をこぼしてしまうくらいのボリューム感がありますね。
まとめと補足
オススメライトノベル、いかがでしたでしょうか?初心者でもなるべく読みやすく、理解しやすく、面白いものを厳選いたしました。今回紹介したライトノベルはもちろん管理人も全巻持っていますし、何なら周回プレイ中です。笑
ライトノベルの多くは価格が安く、手に取りやすいものですので、是非一度、”原作”を読むことをおすすめします。ですが注意点として、原作のライトノベルとは別に、コミカライズ版(マンガ本)になっているものも多いです。
管理人としてはやはり、ライトノベル版を読んでほしいです。作者の書いた本物がそこにはあります。是非、騙されたと思って読んでみてくださいね!
もう一つ補足
ライトノベルを実際に店舗で買うのもいいですが、電子書籍版で読むことを管理人はおすすめしています。なぜなら旅行中であっても外出中でもどこでも読めて、しかも軽い。
購入もスグですし、価格もすこ〜しだけ安かったりします。(新刊の発売が遅い場合があるのがたまにキズですが…)
特に外出先でも読みやすいのは非常に魅力的なメリットですので、是非お試しくださいね!
Leave a Reply