やがて君になる12話の感想と評価!内容やあらすじ、考察は

『やがて君になる』第12話「気がつけば息もできない」の感想と考察です。

 

遡って第3話のサブタイトルに「まだ大気圏」とついており、プラネタリウムが出てきました。で、この第12話の「気がつけば息もできない」。これは大気圏を突破した=好きになってしまった、ということを表現しているものと考えることができます。

 

燈子の「好きにならないで」の真意は?




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燈子「侑は私のこと好きにならないでね。私は自分のこと、嫌いだから。私が嫌いなものを好きって言う人のことを、好きになれないでしょ。侑のことを好きでいたいの」






 

燈子が今まで言ってきた「好きにならないで」の理由が明らかになります。「(相手=侑を)好きでいたいから」です。ただ「私が嫌いなものを好きって言う人のことを、好きになれない」という燈子の考え方はかなり極端で、論理の飛躍があるように思います。

 

恋愛というのは異なる価値観を擦り合わせていく過程のことである、という考え方があります。要するに「私が嫌いなものを好きって言う人のことを、好きに」なる過程こそが恋愛であるというわけです。

 

そう考えると、燈子は侑のことを「好きでいたい」と言いながら、まだ恋愛のスタート地点にさえ立っていないとみなすことができるでしょう。おそらくこれから侑がすべきことは「燈子を変える=恋愛のスタート地点に立たせる」ことになると思います。

 

侑の隠された台詞




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侑「先輩だって、私の( )なもののこと、嫌いって言わないでよ」






 

( )内には「バカ」という同じく侑の台詞がかぶってくるので、何と言っているのかわからないようになっています。が、「( )=好き」で間違いないでしょう。侑に「好き」と言わせないための秀逸な演出です。

 

燈子のやっていることは「好き」の一方的で不可逆な押し付けです。燈子が自分のことが「嫌い」なのは、誰からの「好き」も受け入れないからなのかもしれません。

 

脚本の変更を提案する侑




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元々の生徒会劇の結末は、記憶喪失である主人公が恋人と過ごした自分を「本当の自分」として選択するという結末が用意されていたようです。しかし、侑の提案で結末を変更することとなります。






 

その結末の指針は、過去ではなく今を基準にして主人公が自分を選択するというもの。おそらく、看護師役の侑に焦点が当てられる展開になるのでしょう。看護師は主人公の過去を知る由もないからです。

 

過去を知らないからこそできることがある。過去を変えることはできないけれど、今と未来を変えることはできる。

 

次の13話は最終回です。生徒会劇の脚本がどのように変更になって、燈子の意志をどのように変えることになるのかが非常に楽しみです。




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