やがて君になるアニメ6話の感想と評価!内容とあらすじ

『やがて君になる』第6話「言葉は閉じ込めて/言葉で閉じ込めて」のあらすじと感想です。この第6話で物語は大きく動きます。

 

侑と佐伯先輩──ライバル関係が明白に





スポンサーリンク





侑が七海先輩と一緒にいる理由の一つに「自分だけが七海先輩の弱い部分をわかっているから」という大義名分があります。しかし、侑と佐伯先輩の二人だけの会話の中でそれが崩れます。

 

侑「七海先輩に心配することなんてないでしょう」

佐伯先輩「そうね。燈子(=七海先輩)ならいつも通り完璧にこなしてくれるでしょう……なんて、私が無邪気に信じてるとでも思った?」

 

七海燈子をずっと近くで見てきた佐伯先輩は、本人に伝えはしないけれど、燈子の内心をきちんとわかっていたのでした。自分だけが七海先輩の本当の姿を理解していたと思い込んでいた侑はショックを受けるとともに、「あなたが心配しなくても大丈夫よ、私がついてるもの」と佐伯先輩に突き放されてしまいます。

 

ちなみに、佐伯先輩役の声優・茅野愛衣さんはナチュラルな演技で本当に上手だなと感心しました。








 

生徒会劇の秘密





スポンサーリンク






七海先輩が生徒会劇にこだわる理由が明らかになります。同じ高校に通っていた七海先輩の姉(七海澪)は7年前、文化祭での生徒会劇の本番直前、交通事故で亡くなっていたのでした。

 

姉は何もかもが完璧で、周囲から必要とされていた人物でした。そんな姉みたいにならなければならない、という強迫観念にかられた七海先輩は完璧さの鎧をまとい、姉が果たせなかった生徒会劇の上演に執念を燃やすのでした。

 

「先輩のこと好きにならないよ」という逆説的な告白











スポンサーリンク






侑は七海先輩が無理をしているのだと思い込み、心配をして「劇、やめませんか?」と問いかけます。

「先輩は無理している。そのままの先輩のことを好きになってくれる人がいるはずです」

(だって、私はありのままの七海先輩のことを好きになろうとしている)という思いは飲み込みます。

 

夕暮れの川辺でとても美しいシーンです。このアニメ、夕暮れの演出が本当に綺麗。

 

ところが、七海先輩からの返答は意外なもの。「そんなこと、死んでも言われたくない」

 

恋愛とはお互いの妥協点を探る過程である、という考え方があります。お互いに妥協しなければならないということは、相手を変える/自分が変わることも必要になってくるということ。

 

しかし、七海先輩は自分を変えようとしてくる存在を疎ましく思っているようで「(寂しいから)ただそばにいてほしいだけ」という願望があるようです。

 

その本心を見抜いた侑は「私は先輩のこと好きにならないよ」と宣言します。これは「ただあなたのそばにいる」ということ。「人を好きになること=特別」を知りたいと憧れる侑ですが、「好きにならない」と宣言することで先輩のそばにいることを逆説的に選択するのです。






スポンサーリンク

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*